ITO Thailand Hygiene Blog

Jun 13 2022

食品用素材

            食品に触れるのに安全でない素材または非食品用素材は、私たちの日常において混入を発生させる危険性があります。例えば、食品のプラスチック容器の製造に使われる主な素材はポリカーボネートですが、構成物に化学品ビスフェノールAまたはBPAがあり、これらは容器の強度を上げ、破損の耐久性を上げ、より透明に綺麗にさせる作用がありますが、一定の期間使用し高度の熱を与えることによる劣化のためにBPAの食品への浸透を可能とさせてしまいます。これは身体、特に内分泌腺やエストロゲンの生成、生殖器に悪影響を与える上、肥満や心臓病、糖尿病、乳がん、前立腺がんなどのリスクも増やします。危険度は、大人よりも体重が軽く、哺乳瓶からのBPA混入があるために乳幼児の方が高くなっています。[2][3]

            もう一件明瞭な例として挙げられるのがBPA同様に容器に広く用いられている、プラスチックに柔らかさと伸びを増す化学品であるフタル酸エステル(Phthalate)ですが、フタル酸エステルに汚染された食品や飲料を消費することにより身体に取り込まれてしまいます。また、空気中のフタル酸エステルの粒子の吸引によっても摂取されます。最もリスクの高いグループは子供になります。何故なら子供は走り回ったり這い回ったりし様々な物に触れた後に手を口に入れてしまうために大人よりもリスクが高いのです。人間の体はフタル酸エステルを尿より排出することができ、フタル酸エステルは男性よりも女性の体内を汚染することが多いという報告もあります。何故ならフタル酸エステルは石鹸やシャワージェル、シャンプー、化粧品などの製品によく使われているからです。フタル酸エステルの人間への危険性、生殖器など身体への悪影響やどの段階の胎児の成長に影響を与えるかはまだ研究が行われている最中です。[2][4] 消費者としては「BPA フリー」や「フタル酸エステルフリー」などと記されている容器を選ぶことで簡単にリスクを軽減することができます。

            食品用」として考慮されるにふさわしい素材は、主には毒素がなく食品に混入することがなく危険が生じないような原料です。また、使用強度と耐久性があり、溝がなく全体を洗浄できるもの、残飯の蓄積や病原体を成長させるリスクのある風通しの悪い場所ではないことが望ましいです。食品産業において最もよく使われる食品用素材の一つはステンレスです。

            ステンレスには316 (SUS 316)や304 (SUS 304)など様々なグレードがありますが、ステンレスのグレードの選択に影響を与える要素としては、化学品と腐食への耐久能力が挙げられます。私たちは用途に適した選択を行うことが大切になります。例えば、より高価であるグレード316のステンレスはグレード304のステンレスよりも腐食耐性に優れています。そのため、企業は直接食品に触れる器具やエリア、例えば、攪拌タンクエリアなど特に酸性の高い食品にはグレード316のステンレスを好んで選択することが多くなっています。より安価であるグレード304のステンレスは、機械の構造部分など直接的に食品に触れない部分や酸性の低い食品などで直接触れても問題がない場合にコスト削減のために選択されます。また、カーボン構成要素を減らすグレード304Lといったサブグレードも存在し、カーバイドの蓄積の削減、溶接最中の腐食を削減するため、グレード304よりも強度が低いものの溶接においてはグレード304Lがよく使われます。また、カーボン構成要素を増やすグレード304Hはグレード304よりも温度耐性が高いので高温度帯ではグレード304Hがよく使われます。

            実際のところ、グレード304のステンレスはグレード316よりも人気が高いと認めざるを得ませんが、これはより安価で購入しやすく、一般的な腐食耐性もあり洗浄も簡単で衛生基準に準拠した状態を持続して保持できるからです。ITO(THAILAND)LTD.では生産者のニーズに応える製品ラインナップを取り揃えており、粉塵クリーナー(Dust cleaner)やブーツクリーナー(Boot cleaner)、金属検知器(Metal detector)、重量検査システム(Weight checker and system)、バーコードリーダー(Barcode reader)、その他お客様のニーズに沿った数々の製品において構成部品にグレード304のステンレスを用いており、食品工場に適したものであると言えます。

            生産工場及び食品加工工場の安全システムの発展や改善のため、安全な食品社会のため、国際的基準で世界的に競争できるようにするために、私たちは助言を行うことやご要望を叶えるための食品工場内の問題解決、衛生に関する研修の実施、更にはアフターサービスも対応しておりますので網羅されたサービスの提供が可能です。

References

1.Food care. Food Grade vs Food Safe – What is the difference? [Internet]. 2020 [cited 19 Mar 2022]. Available from https://www.foodcare.com.au/blog/post/Food-Grade-vs-Food-Safe-What-is-the-difference?

2.Is plastic food packaging dangerous? [Internet]. 2014 [cited 19 Mar 2022]. Available from https://www.choice.com.au/food-and-drink/food-warnings-and-safety/plastic/articles/plastics-and-food

3.Catherine Viguié, Sakina Mhaouty-Kodja, René Habert, Cécile Chevrier, Cécile Michel, Elodie Pasquier. Evidence-based adverse outcome pathway approach for the identification of BPA as en endocrine disruptor in relation to its effect on the estrous cycle, Molecular and Cellular Endocrinology, Volume 475, 2018, Pages 10-28, ISSN 0303-7207, https://doi.org/10.1016/j.mce.2018.02.007. (https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0303720718300674)

4.Centers for Disease Control and Prevention. Phthalates Factsheet [Internet]. 2021 [cited 19 Mar 2022]. Available from https://www.cdc.gov/biomonitoring/Phthalates_FactSheet.html

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